株券発覚。

先日お伝えした遺留分の減殺請求。

親戚の方より、お金を貸していただきなんとか代償金でまとまる話だったのですが・・・・・、

有価証券、いわゆる株券が出てきてしまいました。

聞きたくないもない情報が・・・・それも夜中の2時。（相続の場合、夜中に連絡をいただくケース少なくないです。皆さん眠れないのです。）

お嬢様｢飯島さん、聞いてください。どういたらいいんでしょう？｣

私｢どうしたんです。こんな時間に・・・・｣何度も伝えますが、夜中の2時です。

お嬢様｢すみません。先程帰ってきたんで・・・、｣

私｢デートだったの？｣

お嬢様｢違います！｣

私｢余計なひと言でした。それで・・・・。｣

お嬢様｢飯島さん、起きてます？｣

私｢起きてるから電話に出ましたが・・・・、｣

お嬢様｢そうですよね。｣

私｢本題に移ってください。｣

お嬢様｢実は、父が株券を持っていたんです。母が・・・・・、｣

要するに、株の存在を隠していたようなのです。隠しても遺産分割協議書に乗せなければ名義変更出来ないですが・・・・、

お嬢様には、株の存在を今日中に相手方に伝えること、株の評価方法を伝え、株の銘柄はメールで送っていただくことにしました。
結局、寝たのは4時半過ぎ。寝不足です。

朝一番でメールを確認したところ、銘柄12。

早速、ネットで東京証券取引所と名古屋証券取引所で亡くなられた月の株価を確認。

併せて、相手方に株の存在を謝罪。受話器の向こうでお察しのとおり激怒。

謝罪と今後の対応についての協議の打合せと会社の始業時間前にはグタグタ。

相手方には、キチンと代償金を支払うわけですが、後味悪いし、親戚の方から借りる金額を増やしていただけるかも問題です。

冗談のような話ですが、相続に関しては｢不思議｣な出来ごと多いような気がします。

ちなみに、株の時価方法は、亡くなった日の時価や亡くなった月の時価平均などのうち、最も低い金額で評価されます。

ネットで調べること出来ますが、意外と面倒くさいです。

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