面白そうな案件

久しぶりに面白い案件が舞い込んできました。

写真は現地の風景。売却依頼の物件の接面する道路です。

何の変哲もない道路なのですが、なんと市道が物件内（民地）に食い込んでいるのです。（道路査定上）

これはどのようなことかと言いますと、どのような不動産でも通常、道路が決まってから民地と言うのは決まります。

道路が私道の場合でもキチンと法務局に地積測量図・役所には位置指定図など保管されています。

道路が市道の場合には当然、役所によって官民境を明確にした道路確定図などが役所に保管されています。

しかし、今回の物件は役所に道路確定図があるのですが、民地に食い込んでいるようなのです。

一見見ると、今回の物件が市道に越境しているように考えるのですが、いくつかの資料を情報公開して確認すると「？？？？？？？」・・・・・どうやら、市道の境界確定図が違っているようなのです。※結論は出ていませんが、

また、法務局には物件内に存在しない地番の地籍測量図が・・・・・・。

ワクワクしてきます。役所・法務局を巻き込むであろうこの物件。

昨年も同じようなことを境界確定訴訟を提起しましたが、今回はどのような結末まっているのか楽しみです。

話は変わりますが、600坪ほどの三方角地の広大地補正・・・修正ではなく一発で了承されました。

広大地というのはよくわかりませんね。

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