今日も不動産でお役立ち!

依頼者のために走り続ける不動産コンサルタントの日記です。

誤魔化すな!

今日は朝から作業服に身をまとい現場廻り(時々打合せ)です。(でした。)

やはり、現場は良いですね。精神的に落ち着きます。

ところで、気分良く夕方会社に戻ったのですが、戻る同時に電話が・・・・、

先日お伝えした、書類が届かない、調整区域内に農家住宅を建築する建築主(依頼者)

ブログで書いた次に日に「書類お送りします。」なんてメールが来た建築事務所の件。

私「本日はありがとうございました。」朝一番で打合せしましたので、

依頼者「飯島さん、聞いてください。建築事務所と打合せをしているのですが、建物規制に北側斜線制限がかかるんですよ。建築会社がそれを最近知ったようで建物の配置が変わりそうなのです。役所に何とか言えませんか」
※北側斜線制限とは、建築基準法という法律で定められた建築物の高さを制限する法。
いくつかある斜線制限の1つで、北側の隣地の日照の悪化を防ぐために定められたものです。

私「何から、話せば・・・・。まず、北側斜線制限は調整区域でもあの地域は抵触されます。これは建築会社の社長知ってましたよね。そして役所に言っても無駄です。」

依頼者「ちょっと、社長と変わりますので・・・・。」

社長「あ〜、もしもし。どうしました?」

私「社長、どうしましたって、あなたがどうしました?なのでしょう。北側斜線ご存じだったはずでは・・・・、」

社長「調整区域は調べてみないと法規制がはっきりしないもので。」

私「あの〜、素人とお話されている気ですか?」

社長「・・・・・・・、」

私「ミスでしょ。キチンと説明して謝ることが先決でしょ。依頼者から費用いただのでしょ。」

社長「ミスではありませんよ。ここ数日でわかったんです。」

私「まだ、言ってるんですか?社長、ここ数日で知ったと言いますが今から役所の担当者へ連絡を入れて確認しますよ。改めて連絡入れます。」

そして役所の担当者へ。調整区域の場合、事前相談が必ず必要であり、今回のケースは立面図・平面図などを提出する必要があるのです。

私「○○さん、今こういう事情で揉めているようなのですが、事前相談出しているはずなんですが、北側斜線指示していない?」

担当者「飯島さん、事前相談にはキチンと北側斜線入ってますよ。」

私「えっ?おかしいね。」

再度、建築事務所へ

私「社長。あなた相当前に知っていたじゃないの?事前相談には北側斜線いれてだしてるね。今、依頼者に説明してるってことは黙って直して、素人相手に誤魔化そうとしたんだ!馬鹿野郎だな!」

社長「・・・・・・・・」

とこんな感じ。結局のところ、「調整区域を知ってますよ」とカッコつけてはいたのですが、ほとんど素人。依頼者との打合せの間に北側斜線制限のことを知り、なんとか誤魔化そうとしたのですが、依頼者が私のところへ連絡をよこして、誤魔化しているのがバレてしまった。と言うところのようです。

せっかく気分良く帰ってきたのですが、疲れました。

間違えたら、誤って訂正すればいいだけの話。それが出来ないのは「士業」の肩書きのせいでしょうか?一生懸命されている方もおいでになのですが・・・・、

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