異色
相続の手続きが終了すると、相続人の方々は落ち着きを取り戻すようです。
いきなり、このようなことを書きますと、「?」ですよね。
相続の業務をしていると様々な考え方の方に出逢いますが、本日お伝えする方もちょっと異色の方です。
相続の場合、亡くなられた方の財産は相続人に引き継がれます。(参考書みたいですね)
たとえば、Aというアパートは長男へ。Bというアパートは次男へ、と言った具合に引き継がれます。
この場合、当然なのでしょうが、Aというアパートの管理は長男が行い、次男は口出ししないのが原則と思います。
しかし、Aというアパートを相続したのは長男。Bというアパートを相続したのは次男。
なのですが、なぜ?か長男が次男が相続したアパートの賃料の設定から管理まですべて口出しをしてくるのです。
長男「Bアパートの空いている部屋。俺の知らないうちに弟と賃料の見直しとリフォームのアドバイスをしているようだけどなぜ?」
私「弟さんの所有なので弟さんと打合せをしていますが?」
長男「困るんだよ。本当はあのアパートは俺のものなんだよ。だから、賃料などのアドバイスも俺にしてもらわないと・・・、」
私「・・・・・、このことは弟さんはご存知なのでしょうか?」
長男「知らないよ。弟関係ないから。」
会話の内容はこれぐらいとして、わかりづらいと思いますのでご説明をしますと、
相続によって、アパートAは長男。
アパートBは次男にそれぞれ相続。
分割にあたり別段揉め事はありません。
所有権の移転登記も完了しており、いざ、それぞれのアパートを管理することになります。
いざ、管理を始めるとなぜか?長男が次男のアパートまで口を出してくるのです。
簡単にまとめますと、相続の際に分割はしたのですが、長男は相続財産はすべて自分のものであり、一応次男に名義を変えただけと考えているようなのです。
難しいですね、相続。
時間がかかってもやんわり話しながら、長男の気持ち抑えていくしかないないのですが、この手の問題は難しいものです。
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