今日も不動産でお役立ち!

依頼者のために走り続ける不動産コンサルタントの日記です。

4年が経過しました。

あの日から4年が経過しました。

震災が起きたあの1年は仕事のうえでも忘れない1年となっています。

私の業務上1年通して相続の依頼をいただきますがその年の業務の中でも忘れないのが「震災関連死」のご依頼。

震災関連死と言うのは、震災そのものの建物の倒壊や火災、津波など地震による直接的な被害ではなく、その後の避難生活での体調悪化や過労など間接的な原因で死亡することです。
※昨年12月26日の日本経済新聞によると、東日本大震災をきっかけに体調を崩して亡くなり「震災関連死」と認定された人は、9月末時点で10都県の計3194人。

亡くなられたのはご主人、相続人は奥様とお子様2人。・・・と先妻との間に子供一人。

遺言・・・・無。

ご主人は生前遺言の必要性を強く感じていたのですが、自分の歳からして2・3年後には作成しようと考えていました。

ところが、前年に会社を早期退社して専業主夫業へ。

地元が東北と言うこともあり、毎日繰り返し報道されるニュースや地元への心配事が重なったようです。

相続を経験された方や相続に詳しい方ならお解りいだけると思いますが、このような案件普通なら揉めるはず?なのですが、

奥様「飯島さん、東北の方々が苦しんでいるときに財産で揉めるのはどうかと思いますので先方(先妻の子)には法定相続分を主張するようお伝えください。」

反対に先妻とその子は、「飯島さん、遠いところを来ていただいてありがたいのですが、私どもは財産は要りません。もし法定相続分をいただけるなら、気持ちはありがたくいただきますので震災で苦労されている方へ寄付をお願いいたします。」

ここで終わると思います?

ところが、10日程して私の携帯に
「弁護士の●●と申します。●●さんから頼まれましてご連絡いたしました。」

私「●●さんのお勤め先の行政書士事務所の紹介の?」

実は先妻は行政事務所に勤めており、間違いなく連絡が来ると思っていたのです。その行政事務所の提携先がこの電話の弁護士事務所なのです。

弁護士「・・・・・●●さんから連絡があったのですか?」

私「連なくなどありませんが、勤め先のホームページにそちらの事務所と提携してあると記載されていますから。ブログでも書いてありましたよ。要件は法定相続分の要求でしょ。」

弁護士「その通りです。一度お逢したいのですが、」

私「お逢いしたいと言っても弁護士がわざわざこちらに出向くことなど聞いたことありませんが?」

弁護士「申し訳ございませんが、お越しください。」

私「ところで依頼日はいつですか?」

弁護士「実は、これから受けます。」・・・・コイツバカでしょ。

私「依頼を受けていないのにわざわざ出向くのですか?」

弁護士「・・・・・・・・・・。」

私「面倒なのでお伺いする日までに依頼受けておいてください。」

弁護士「解かりました。」・・・完全にアホです。

この後、こちらサイドも弁護士に委任して最終的にはまとまりましたが、どんなバカ弁護士なのか顔を見たかったので一度だけ会うことに。※こちらサイドの弁護士からは絶対手だけは出さないでください。と厳重注意を受けました(笑)
そして訪問した当日。

私「法定相続分については了解しますので今後こちらサイドの弁護士事務所と打合せをお願いします。今日お邪魔したのは先生へのご挨拶と一つだけお願いがあってのことです。

実はお子様が持病を持っており、持病が出た場合病院へは車で行くことになります。

お願いと言うのは車を今後の協議に入れてしまうと使用できなくなりますので車だけでも使用したいので使用の許可か、よければこちらが取得するよう判をいただきたいのです。」

その後の弁護士の回答は「ダメ」。車検証や写真。走行距離を示すメーターの写真を持参し、ほとんど評価なしと言うことがわかるにもかかわらず答えは「ノー」。

こんなこと依頼者にも説明出来ないバカ弁護士。最終的にはまとまりましたが、後味の悪い案件でした。

あの年「震災に遭われた方が大変な時に揉めていられません。」と多くの方が言われたのも事実です。

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