今日も不動産でお役立ち!

依頼者のために走り続ける不動産コンサルタントの日記です。

境界は揉めますね!

皆様、お墓参りいかれましたか?

明日は彼岸明け、言葉から察するにお彼岸が明けた日を表しているようですが、彼岸の最後の日を言うようです。

ところで相続の依頼を受けていますと、お彼岸と言うのは意外に忙しい。

理由は大したことはなく、彼岸でお墓参りに本家に集まるので、その際に分割協議などを打合せすると言うことなおですが、

今回お受けしたのは、相続が発生して3年。

相続人は兄弟二人で揉め事はなし。「楽ですね!」なんて声が聞こえてきそうです。

ところが、私のところへの依頼。

土地家屋調査士の先生から。と、言うことは、その通り、境界で揉めて3年が経過。

相続財産は、自宅にアパート。そして貸地。

お父さんが亡くなった1次相続では、貸地の処理を行わず、お母さんの2次相続に持ち越してしまったのです。(最悪)

本人たちは、相続する財産においてマイナス財産やプラス財産。またプラス財産にもいくつかの種類がある、と言うことなど知る由もなし。

依頼した専門家のレベルが低かっただけのこと。

今回、境界で揉めている箇所は3か所。

揉めている理由を聞いたところ、大したレベルではなさそうです。

揉めている理由というのは、先代同士が仲が悪く、境界確認をお願いする側がとことんいじめられており、その息子に「あいつはとんでもない奴だ」と葺き込んでいたことが、ここに来ての恨みとなっているようです。

「昔から聞いていた境界はここではない!そっちの木が堺のはず。」よくあるパターンです。

境界がなく、立木を境界にしているパターンです。

しかし、境界の食い違いが凄い!如何せん、依頼者と隣地の互いの認識している差は面積言えば約120㎡程。

私「Aさん、隣地の方がココが境界と言うのですから、ココでいいんじゃないですか。」

Aさん「飯島さん、何言い出すのです?差が120㎡もあるじゃないですか。」

私「土地を登記簿とおり取ったところで相続税高くなるだけでしょ。それに所有していても何に使うんです?売るときだって中途半端な面積・・・・。」

実際、このような簡単な会話ではなくもっと具体的な提案をさせてもらっていますが、ざっくりはこんな感じ。意味のない土地の広さは要らないんですよね。

依頼者のAさんも理解していただき、この境界確認は3日で終わりました。

残る2件は青地絡み。

これは、勿体ぶってはいないのですが、文章が長くなるので割愛です。

結果、財務局が3年も認めなった境界を認めていただきました。確認自体はあと2週間ほど書類の問題でかかるとはおもいますが、こちらも1週間でまとめることができました。

なかにはどうしてもまとまらない案件もありますが、まとめて感謝されるのはうれしいものです。

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