今日も不動産でお役立ち!

依頼者のために走り続ける不動産コンサルタントの日記です。

知らないと困るのです。

復興支援

今日は久しぶりに晴れました。

・・・・一日晴れ、と言う印象を与えますが小雨交じりでした。そう言えば、昨日も太陽が顔をのぞかせていましたね。梅雨ですから、一日晴れと言うこと日も少ないのでしょうが・・・・、

しかし、この時期太陽が顔尾をのぞかせると暑いですね。そして蒸します。「夏」近づいていますね。

ところで、今日は午後から任意売却の相談を受けている不動産について調査をしてきました。・・・調査と言うと不動産業者に戻った気分ですがすがしいです。

不動産の調査というのは、権利関係の調査から始まって、現地調査に各所轄官庁の申請されている図面との相違と各法令とに関しても問題点の確認です。

権利関係の調査と言うのは、売却の依頼をされる方とその不動産の所有者が一致しているかの確認。

権利証を所有しているか、その権利証に記載されているか登記名義人と相談をされている方が一致しているかなど。

調査に関してお伝えすると、長くなりますのでこの辺りで終了して、役所に調査に出向いたのですが、「?」と思うことがありましたのでお伝えしておきます。

皆さん、雨水ってご存知かと思います。非常に失礼なご質問で申し訳ございません。

この雨水。一戸建の場合、各ひとつの土地で処理するのが普通です。

「ひとつの土地で処理するのが普通」というのは、空から降ってきた雨を道路や隣地に流さず、その土地に浸透することがベストと言うことです。

しかし、その地域の地盤によっては浸透出来ない場所があります。それは地盤が岩盤などの固い地質のものです。

そのような地盤などの場合、どうするのか。答えはそのまま垂れ流すのです。

そのまま垂れ流した水は、道路に流れ出ますが、側溝などで川に流す方法を取るのです。

現在、多くは公共下水が完備され、道路に埋設されている雨水の本管に接続しています。この本管に接続などしているからゲリラ豪雨などで被害が拡大するのですが・・・。

話を戻しますが、雨水と言うのは今、お伝えしたように浸透式、自然放置、公共下水などに分かれます。

先程お伝えしたように「ひとつの土地で処理するのが普通」なのですが、中には隣地と併せて雨水を処理している世帯もあります。

どういうことかと言いますと、良く言う「旗竿地」。道路に2メートル接道してそのまま数メートル奥に入って広くなっている土地です。※図面書けばわかりやすいですね。

このような形状の土地を所有されている方が協力して、通路の中心に雨水を処理するために管を設置しているケースがあるのです。

この場合、市役所などの担当部署に協定書などを提出する必要があります。要するに2件でまとめて雨水を処理するので認めてほしい、と要望を出すのです。

ココまで、長くなりましたが、協定書というのは当然当事者は保管していて当たり前ですが、市役所も保管しているのが当たり前なのです。

これを前提に、調査に行ったのですが、まず、担当部署に「共有で雨水を処理しているようなので書類の確認してください。」と伝えると、「書類など預かってませんよ。」との返事。

押し問答をしていると、上司が返ってきたようで、「飯島さん、どうしたの?うちの若いのなにかやった?」

理由を説明すると、「お前、そんなこと知らないのか?」・・・職員ビビりまくり。

最近、不動産業者でも調査の仕方を知らない方が増えてきて心配ですが、職員も知らないとは・・・・・。大変嘆かわしい時代になってきました。

結局、最後の数行をお伝えしたかったのですが、長くなりました。申し訳ございませんでした。

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