【震災関連死】

あの日の震災により直接の被害により何万人もの方の命が奪われました。

直接に被害をうけられていなくても亡くなられている方がおいでになることをご存知でしょうか？

「震災関連死」というものです。

公的な定義があるわけではないのですが、震災の直接的被害とは別に、過酷な避難生活でのストレスや疲労により、大きく体調を崩したり、持病が悪化したりするなど二次的に死亡するケースを一般的に震災関連死と呼んでいるのです。

岩手・宮城・福島ではこの震災関連死が少なくないようです。実は、この神奈川でも数例あります。

私も今、この震災関連死ではないかと思われる方の相談を２件受けています。

このような状況でお亡くなりになられた方は高齢とは限りません。

「５０歳過ぎれば相続対策。」専門家の中でささやかれるのですが、実際には５０歳で相続対策を行われる方は少ないはずです。

今年は、あの日の震災により、さまざまな変化があるのではないでしょうか。

相談内容を見ても、実際の相続はもちろんのこと、資産の運用方法を含めた相続対策に関することが多くなっています。

相続は必ず来るものです。

後に残る家族のことを常に気にかけておくことは大切なことなのでしょう。

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