普通あり得ません。 - 今日も不動産でお役立ち！

最近、飲み会が続いていますので身体がちょっと・・・・辛くなってきました。

昨日は、久しぶりに好きなバーに行ってきました。

別にカッコつける訳ではないのですが、バーって何人か集まってワイワイ騒ぐわけではなく、一人でゆっくり考えられますので、なんか理由などありませんが好きな場所です。

今年もあと僅か、今年も様々な経験をさせっていただきました。

ブログで書くのもどうか？と考えいたのですが、相続での不思議な体験をひとつ・・・、

依頼者から相談を受けたのは、相続の申告期限まであと3週間に迫った時期です。

当初、税理士とその知り合いの弁護士に依頼をされていたようですが、分割協議に6人兄弟のうち二男と三女が判を押してくれないとのこと。

そこで、依頼者が、知り合いから私のことを聞いて来られたのです。

いくらなんでも申告期限3週間前ですから、断ろうとも思いましたが、人が良いんですね。結局うけることに。

まずは、二男。どうしても判を押してくれない。

直接会って、なぜ？押してくれないのかと聞けば、簡単な話。

長男のことが昔から嫌いなんです。簡単ですよね、嫌いなヤツの言うことなんか聞けるわけありません。

では、どうしたか？長男に今までの経緯を二男家族の前で謝罪してもらったのです。（再い週的には・・・、）

二男の方とは毎日朝・晩通い詰めて10日程でしょうか。やっとあって貰うことができました。
かなり、小さい頃から長男に対して思うところがあって親が死んだときに今までのうっ憤を晴らそうと考えていたようです。（良くあるんですよね。このような兄弟の確執）

二男と話ができ、長男に、次男が今まで考えていたことを伝えると、

「謝るわけないだろう！」との返答。その通りですね。しかし、誤れば分割協議は成立。謝罪しなければ分割協議は不成立のまま。

それから今度は長男にお願い、「弟さんに謝罪してください。」と・・・、

とそんなことを繰り返していると、朝の6時前後だったと思います。

長男から、携帯に「飯島さん、今弟に謝罪してきたよ。分割協議書に判をもらった。ありがとう。」

私「？？？？？？？・・・、どうしたのですか？」

不思議でしょ！長男から電話では内容は話せないので会社でお会いすることに。

この理由には驚きました。長男が言うには、「昨夜、枕元に父が表れてね、飯島さんの言うとおり弟に謝ってきな、と言うんだよ。そしたら、急に体が動いて弟のところに言って謝罪した。弟も泣きながら許してくれた。」

私「弟さんすぐに判をくれたんですか？」

長男「私もまさか、とは思ったんですが、すぐに印鑑証明書と実印で判をくれたんだよ。」

私「良かったですね。分割協議も兄弟も・・・、」

こんなこと普通ありませんでしょ。前日までメチャクチャ仲が悪かったんですから。

そして判を押してくれない三女の方。地方に住んでおり、自宅にお伺いしてきました。お伺いすれば判を押さない理由はすぐにわかりました。

ご主人は朝から晩まで仕事。家にはご主人のお父さんが寝たきりの状態。聞けばお子様2人は大学と高校の受験間近。

要するにお金をもらいたいのです。そのお金でお義父さんを介護ホームに入れたかったようです。
兄弟姉妹に説明して解決。しかし、兄弟なのに実情知らない方案外多いものですね。

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