【節目と復興元年】湘南ねぶた祭り

湘南ねぶた祭りは無事終了いたしました。ありがとうございます。

今年は「湘南ねぶた祭り」が１５回という節目を向かえ、東日本を襲ったあの震災から、復興を目指すという「復興元年」の年です。

感想から伝えさせていただければ、「催行して良かった。」この一言に尽きます。

祭り、といえば子供たちが喜ぶ姿は思い浮かぶます。しかし、今年の「湘南ねぶた祭り」お年寄りを含めた大人たちが子供のように目を輝かせて楽しんでいる姿が目に焼きつきました。

今までにない光景なのです。

３月１１日（金）午後２時４６分のあの衝撃的な地震から、日本は変わったと思えるような雰囲気が満ち溢れていました。

電車がどんなに混んでいようが、あるいは乗り切れなくて何本かを乗り過ごすことになろうが、あの被災者の状況を見ると、こんなことで嫌になったり、怒ったりしているのは恥ずかしいと思っているかのように行儀よく乗り込んでいた姿は記憶にあるのではないでしょうか。

耐えていたんではないでしょうか。

あの日から、祭りを催行してもよいのか、迷いました。

しかし、地元、亀井神社の役員の方ならびに実行委員会のメンバー誰一人苦情を言わずに協力をいただきました。
そして「湘南ねぶた」は無事いたしました。

「ラッセラ！ラッセラ！」親と手をつないだ子供が、帰っていく姿。この「光景」だけで催行した価値があると、言うものです。

政治家や机上理論の好きな方たちは、箱物（建物）だけ立派にすれば良い！と考える。

しかし、すべての場所で中心になるのは「人」です。「人」のいない場所は、「素敵」とか「格好良い」とは誰も思いません。
「風景」守って行きたいです。

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