今日も不動産でお役立ち!

依頼者のために走り続ける不動産コンサルタントの日記です。

【購入?賃貸?】比較検討してみます。

「今お支払いの家賃で住宅ローンが支払えます。」よく見かけるフレーズです。

『購入か賃貸か』誰でも一度は悩む問題ですね。

実際にどのくらい『支出』するのか比較してみます。・・・物価変動率は無視します。

●統一の条件として年齢35才、出口年齢を80歳

■購入 土地・建物合計3675万円 ※毎月の支払を10万円に合わせましたので中途半端な売買価格となってしまいました。
 自己資金1000万円・35年ローン(金利2.8%、毎月支払額10万円)火災保険等は金利に含むとしています。

■賃貸  65歳までの30年間(子供2人)・・・・子供と同居のため、家賃10万円とします。
    66歳から80歳まで、夫婦2人となり、間取りの少ない部屋へ引越し、家賃6万円。
 
購入の場合支出総額
自己資金全額頭金として投入・・・・・1000万円
諸経費約330万円
住宅ローン35年の総額・・・・4200万円
固定資産税・・・年額9万円・・・総額405万円
修繕費・・・・15年目と30年目
15年目の修繕費(屋根・外壁の塗り替えなど) ・・・・240万円
30年目の修繕費(屋根・外壁の塗り替えなど、大修繕は無し) ・・・・240万円
住宅ローン完了後、80才までの火災保険(年間5万円として)・・・・50万円
売却価格(土地代)・・・・1000万円(人口減少ですから・・・・)
●支出合計・・・・・・・・・・・・・5,465万円

賃貸の場合支出合計
●65才までの家賃(30年間) ・・・・3,600万円
仲介手数料・・・・10万円
更新料14回分(賃料の1ヶ月分)・・・・140万円
火災保険料(2年間1.5万円)・・・・21万円
●66才から80才までの家賃(15年間)・・・・1,080万円
仲介手数料・・・・6万円
更新料7回分(賃料の1ヶ月分)・・・・42万円
火災保険料(2年間1.5万円)・・・・約11万円(15年目返却分)
引越費用2回200万円
●支出合計・・・・・・・・・・・・・5,110万円

この計算ですと、最終的な生涯総支出は差ほど変わらないようです。

この比較の前提には毎月の支払が10万円の戸建が購入できる地域と、家賃10万円で賃貸するという条件が付いてきます。

このほか、購入の場合、ローン減税のよる還付、大規模なリフォームの支出がありますので若干の誤差が出ることは予想できます。

賃貸派も30年間、同じ賃貸物件に入居しているケースも珍しいと言えます。

この比較でお伝えしたことは、入の場合には初期投資が多く、老後には支出が減ります(ローンの組み方によります。)。逆に賃貸は初期投資は少ないのですが、老後においても家賃と更新料という固定費を支払わなければならないと言うことなのです。

以上は、簡単な比較です。生活設計、家族構成など十分検討して「購入か賃貸か」決めてください。

飯島興産のホームページ覗いてください。

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