今日も不動産でお役立ち!

依頼者のために走り続ける不動産コンサルタントの日記です。

【コンピュータ化思わぬ落とし穴が・・】

法務局のコンピュータ化により図面もネットで閲覧・取得できるようになりました。(閲覧できない法務局もありますからご注意を!)

法務局で地積測量図(法務局に備え付けられている測量図です。)を取得すると、「この図面に記録されている内容を証明した書面である」と、記載され、公印も押されています。

「法務局が証明している?だったら、間違いのない測量図なんだ!」と思われた方。残念ですが、そうではありません。

単にコンピュータ化されたところでは、「図面に記録されている内容を証明した書面」であり、「内容を証明した書面」といっても、内容は保証されていないので、注意が必要なのです

昭和40年に作成された図面でもコンピュータ化により記録されますので勘違いしないようご注意ください、
一般の人たちは、この図面を見れば、勘違いしやすいでしょうね。


今、先にお伝えしたことは勘違いしやすい代表格。問題点もあります。
土地というのは、長い年月の間に分筆(複数の土地を1個のまとめる登記)や合筆(1個の筆を複数に分ける登記)を行わず、そのまま筆で現在まで残っている土地があります。

この土地の経歴は、今までの紙の謄本であれば閲覧も取得も可能でした。しかしながら、コンピュータ化により抹消部分が、アンダーラインを引いて抹消の事実が残るのですが、記録が残っていない場合もあります。

この原因は、コンピュータ化になる時期により異なるのですが、コンピュータ化の決定された時期以前は消されることになっているようです。

土地などの履歴は大切です。履歴を確認する必要がある場合には閉鎖登記簿を閲覧すれば、履歴は確認できるのです。

一般の人や不動産業務経験の少ない人は過去に競売などの事実や所有者の履歴を確認せずに取引してしまう恐れがあり、後日判明して「こんなの嫌だ!」と言ったことがないようにしたいものです。

コンピュータ化は便利は便利ですが、不動産登記簿や相続で必要とする戸籍などの実務では不便を感じることもあるのです。


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