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【遺産分割はなぜ?もめるのか】

「相続」における基本は、「どのように分けて」「どのように収めか」この2点に尽きます。

相続の相談をいただきましたので、セミナー等でお伝えしていることをグログに掲載してみます。

まずは、「どのように分けて」ですが、いざ、相続が発生してから財産の分け方を相談するのではなく、財産目録を作成して、家族全員で『誰にいくら残す』というような話を一度でもしておくと、いざ、という時、もめ事はおきにくいものです。

もちろん話し合いだけですべてが解決するわけではありませんが、スムーズに資産や事業を承継できるようにするには、事前に対策を行っていたほうが賢明のようです。

2つ目は「相続税」の問題です。国税庁発表の平成21年分の相続税の申告事績(平成21年1月1日〜平成21年12月31日)を見ますと、亡くなった人(被相続人)数は約114万人(前年約114万人)、このうち相続税の課税対象となった被相続人数は約4.6万人(前年約4.8万人)で、課税割合は4.1%(前年4.2%)となっており、この数字を見る限り「相続にはあまり関係がない」と思っても無理はない気がするのではないでしょうか。

しかし、これは相続税でのことです。資産の大小にかかわらず、「相続」とは誰もが経験することです。

「遺産分割」はなぜ?もめることが多いのでしょう。

根底にあるのは家族・親族間のコミュニケーションが不足しているこ。そこに金銭が絡んで、事態が泥沼化していくのです。

相続に関するトラブルが増加している背景には、核家族化などで家族関係が希薄になったことに加え、個人の権利意識、情報化社会におけるにわか法律家の出現、などが挙げられます。

最近では、親の世話や介護に関する問題があります。親の介護により寄与分の権利主張などの要因がぶつかり合い、問題となっています。

「争族」とはコミュニケーション不足が引き起こすことが多く、生前の元気なうちに手段を講じておくのが“争いなき相続”を実現するためのポイントといえる気がします。

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