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【騒音問題と向う三軒両隣】

賃貸住宅の騒音問題、その解決策は?

賃貸管理に関する相談は様々ですが、騒音問題上位にランクされる相談です。
最近、他社が管理されている物件に対して、管理会社が何もしてくれない!という相談も少なくありません。

他社のことはあまり言いたくありませんので、早く解決していただくのがベストです。
では、問題となる「騒音」についてご説明しておきます。

賃貸住宅を探している方で申し込みをされる前に「騒音」についてご質問いただくケースもあるようです。やはり、気になるのでしょう。

騒音の問題が原因で退去される方にお話を聞きますと、生活騒音について、入居の直後よりも、生活に慣れだした頃、気になるケースが多いようです。この原因として入居直後は騒音を出さないように注意しているようですが、生活が慣れてくるに従い、自ら出す音にも無頓着になってくる傾向があるようです。
たとえば、テレビ、ステレオの音なども、生活が慣れてくるに従い、徐々に音量が高くなるようです。相談によくある「話し声」なども、そのような類のものです。

「騒音」の問題で「会話する声」などの生活騒音については、友人などが集まり、夜中まで騒いでいるのとは違い賃貸住宅では解決方法が難しいということが言えます。

なぜ、難しいのか?第一に建物の構造です。
賃貸住宅は、分譲マンションと比較して、設計上壁の厚さなどの構造が分譲マンションに比べて音が聞こえやすい構造になっています。このことは、賃貸住宅を希望される方は覚えておかないといけないことです。
そして、賃貸住宅には、ある程度の範囲内の生活騒音については、「受忍限度」があるということ。
これは、お互いに、ある程度の騒音は我慢する、ということです。
さらに、人によって感じ方が違うということもあります。

生活騒音については、なかなか難しい問題です。
管理会社の作成する管理規約・使用細則などでもそこに住む方の意識も違ってくるはずですので、「騒音」を気にされる方は事前に管理会社に見せてもらうのも安心材料のひとつではないでしょうか。

管理規約、使用細則を作成している管理会社やその物件は問題が起きてもある程度処理してもらえる、と考えて良いと思います。

今、お伝えしたのは生活騒音上の問題ですなかには夜に作業などを行い騒音を出す方もいるようです。このような方は生活騒音ではなく、ただの迷惑騒音です。近隣住民が「迷惑だ!」と集まれば、言い訳などできません。くれぐれも追い出されないようご注意ください。

最後に、日本には昔、「向う三軒両隣」といって、最低近所付き合いは当然としてお互いが何かと助け合ってきた良き習慣がありました。
そこには信頼と安心によって結ばれたコミュニティー存在していたはずです。

しかし、今では自己主張が目立つ時代です。同じレベルの騒音であっても、見知らぬ人からの騒音と比べて、知り合いが出す騒音ははるかに我慢しやすい、または気にならないということが証明されています。
やはり!近隣の方々はお互い顔なじみになって強力して生活して行くのが最良ではないでしょうか。

今まで気になっていた騒音も気にならなくなるかもしれませんよ。

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