今日も不動産でお役立ち!

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【倒壊を防ぐには・・・】

北海道美唄市(ビバイシ)で、廃館となった映画館「旧美唄シネマ」の屋根が雪で倒壊。と言う記事が出ていました。

先日、朝日新聞での青森の件を記載しましたが、雪の重みの倒壊は雪の積もらない地方に住んでいる我々が考えている以上に多いのではないでしょうか。

全国には空き家が増加しており、2008年から始まった人口の減少。そして2015年からは世帯数が減少していくと、予測されています。

世帯数が減少し、空き家が増加していくことを考えれば、雪の倒壊事故は増加することが予想されます。

この空き家については、雪国の問題ではなく、今騒がれている乾燥による失火などいくつかの問題を含んでいるのではないでしょうか。

では、なぜ?空き家がそのままの状態で存在しているのか?
いくつかの理由はあるのでしょうが、多くは、解体費用の問題と固定資産税の問題なのではないでしょうか。

解体費用の問題、というのは解りやすいはずです。固定資産税の問題というのは、映画館は該当しませんが、居住用建物の場合、人が住んでいるかは別として固定資産税の評価額が200㎡まで6分の1、200㎡を超えて建物延べ床面積の10倍までは3分の1に軽減されるのですが、居住用建物を解体してしまい、更地で保有した場合、この軽減措置が適用されず、雑種地として評価されてしまうのです。

今後、空き家は増加の一途。自分の有利なように反対意見しか言わない議員も、そろそろ真剣に空き家の解体費用の一部補助や固定資産税の更地にした場合の見直しなど議論していただかないと、数年で必ず問題化してきますよ!

更地にすれば別の問題も発生する可能性もありますが、失火を防ぐ目的や夏場のゲリラ豪雨の遊水池的役目もしてくれるはずです。

国として考える問題だと思うのですが・・・財源の問題もありますしね。

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