今日も不動産でお役立ち!

依頼者のために走り続ける不動産コンサルタントの日記です。

【縄延び・縄縮み】

夜、こっそりカップラーメンを食べるのが好きです
正確にはカップラーメンが好きなのです。

どうしても帰りが遅くなると、夕食まで待てずお腹が減ります。その際、ついついカップラーメンに手が伸びてしまいます。

そのカップラーメンに今、異変が起きているのをご存じでしょうか?

メーカーによって違いますが、カップラーメンの出来上がりまで3分までの場合、例年ですと、3分経てば麺が柔らなく出来ており、おいしくいただくことが出来ました。今年に限って3分経っても麺に堅い部分が残っているのです。

そのように感じた方おいでになりませんか?今年に入って食べるたびに感じるのです。この現象は寒気によるものなのでしょうか?・・・不思議です。

カップラーメンの麺が縮んでいるだけなら笑えますが、縮んで笑えないのが土地面積の縄縮みです。この言葉を聞かれた方は少なくないはずです。

登記簿では200㎡の宅地であったとしても、実測してみたら、なんと180㎡しかない!ということは意外とある話です。
反対に、登記簿では200㎡の山林であったとしても、実測してみたら、1000㎡もあったということもあります。

何で?このようなことが起こるのでしょう。

土地の縄延び、縄縮みが起こる要因には過去の測量技術が深く関わっているのです。

日本の登記制度・土地台帳制度がスタートしたのは明治時代。(すでに怪しいですね!)

明治10年代から20年代初めのころ、非常に短期間に作られたと言われており、その安易な方法によるものをそのまま土地台帳に書き込まれました。
すでにお分かりだと思いますが、その安易な方法による面積が、そのまま現在の登記簿にそのまま記載されている場合があるようなのです。

土地地積更正登記等が行われた土地、あるいは土地分筆登記が行われた分筆後の面積は正確のようですが、傾斜地をそのまま傾斜に沿って測量していたと言う事実や分筆後の残地が差し引き計算で処理している場合のように古い登記簿面積を引きずっている場合なども正しい面積を表しているとは言えないようです。

測量してみたら、面積が足りない!隣の土地を分けてもらおう、などは出来るはずもありません。

土地の縄延び、縄縮み。しっかり自分で確認する必要はありますよ。カップラーメンは少し待てばちょうど良い麺になるのですが・・・・。

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