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建築ラッシュ

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ハウスメーカーの受注が増加しているようです。

ハウスメーカーの4月の受注速報値(戸建住宅・分譲住宅の前年同月比の金額ベース)は軒並み増加。今日もヤフーで記事になっていました。

積水ハウスは戸建123%・分譲107%
大和ハウスは戸建119%、・分譲112%
住友林業は戸建126%(戸建のみ)
パナホームは戸建134%・分譲203%

正直、すごい増加です。

記事には、消費税前の駆け込み、との内容がありました。
確かに消費税アップ前に建築、との考えは頭をよぎると思いますが、それだけではないはず。

区画整理が進んだ時代からちょうど30年前後であること、あの震災から耐震を考えさせられたことなどが重なり、受注の増加になったはずです。
※どのような状況でも理由が3つ重なるとブームになるものですね。

この受注の増加に合わせて、建物解体業者、足場組み立て業者も軒並み依頼が増加しているようで、解体依頼をしても数カ月待ちも言われる始末です。

住宅の新設着工戸数は昨年の9月から80万戸前後と前年比べても増加し始めており、建設関係は潤っているようですが、先程挙げた理由が重なり需要が伸びているのも事実。

この受注が落ち着いた後が心配でしょう。

なにはともあれ、景気回復は悪いことではないですね。

しかし、ちょっと気になることも・・・・、

建物は注文建築だろうが、アパートだろうが、現場があれば基礎工事から見学をさせてもらっています。

ここ数年の建物について仕様が落ちているのでは?と思わせる現場もあるのが気になるところです。(どのハウスメーカーとは言えませんが、)

気になるところと言えば、もう1点。建物完成後における固定資産税評価額。

概算評価額として、建物本体価格の70%の80%が翌年の固定資産税評価額になります。

簡単に言いますと、本体価格の概算で50%から58%程が評価額になるのです。

この評価額がここ数年、概算で計算した金額より下回っていることが目立つのです。

どういうことかは、皆さんお分かりですよね。

せっかく、景気回復と沸いているときに水を差すわけにはいきませんが、ハウスメーカーもこのブームの後に何が・・・ということは理解しているはずですから。

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