今日も不動産でお役立ち!

依頼者のために走り続ける不動産コンサルタントの日記です。

困った相談

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まとまった休みの後には困った相談も出てくるものです。

打ち合わせから会社へ戻ると、賃貸担当者が困っている様子。

なんでも、大学生がひとり暮らしをしているアパートに彼女と二人で住み始めたようなのです。

オーナーが掃除に行った際、何度か一緒に大学へ行く姿を目撃していたらしく、「同棲しているのか、同棲しているなら契約違反だろ!」と当社へ苦情があり、その学生さんを呼んで事情を確認していたらしいのです。

確かに3か月ほど前から「家賃が浮くから・・、」と、同棲してしたようです。

オーナーは同棲なんて認めない(言い分はよく理解できます。)。

学生さんは、「何が問題あるのですか、違反したからすぐに契約を解除して明け渡さなければいけないわけではないでしょ。私と貸主との信頼関係がどうなっているかが問題でしょ。
信頼関係を破壊したとは言えないでしょ。」

などと、言っているので担当者が困っていたようです。

私が、「凄いね。よく信頼関係なんて知ってるね。」と感心していると、

担当者「なんでもインターネットで弁護士が書いているものを見たそうです。」

「お願い出来ますか?」

「また打合せだよ。」

彼女も来ていてかなりの形相。仕方ないので、説得に・・・・。

「君たち、学生さんでしょ。」

「学生だから悪いのですか?」

「まぁ、まぁ怒らずに・・・、」
「まず、オーナーは部屋を君には貸していないことはわかるね。オーナーは君のお父さんに貸しているんだよ。」

「今から、お父さんに電話してこのような同棲を認めるのかどうか、まずは確認するから。そして、次に彼女の親にも確認の電話入れるよ!」

「なんでですか!」とかなりの慌てようです。

「当たり前でしょ。君たち入居者なんだよ、契約者の同意が必要なんだよ。それに、一言言っておくけど、どこのバカの弁護士が言ったか知らないけど、一人暮らしのアパートに同棲?それだけで秩序が乱れるんだ。なにが、オーナーとの信頼関係?法律の前に道徳勉強した方がいいぞ!」

と、私も時間がなかったのでそこで退室しましたが、その後親には電話してほしくないようで、同棲は解消するみたいです。

しかし、彼女の方は、女友達とアパートを借りている、と親に嘘をついているようでこれから部屋を探すにもどうやって親に説明するのか、少し心配にはなります。

インターネットに書いてあるという、弁護士の文書確認していたですね。

予想ですが、その弁護士、オーナーが「出ていけ!」という言葉に対して、すぐには出ていく必要はないですよ!」と言っているのではないでしょうか。

最近、すべての過程を書かずに省いて記載している内容多いですね。

皆さん、注意ですよ!鵜呑みにしていると、後で大変ですから。

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