今日も不動産でお役立ち!

依頼者のために走り続ける不動産コンサルタントの日記です。

こんなこともありました。

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暑さも落ち着いてきたのでしょうか。

きょうなど一日外出していましたが、スーツの上着を脱ぐことはありませんでした。

今年も「暑いねぇ!」の挨拶も残りわずかになったのではないでしょうか。

3か月ほど前からリノベーションによる賃貸経営の相談を受けていました。(過去形です。)

その打合せがあり、当社の管理をお断りさせていただきました。

当社から賃貸管理を断るなど通常は考えられないのですが、その考えられないことが実際に起こるから、不思議なものです。

この依頼者とお会いしたきっかけはハウスメーカーのご紹介。以前は自宅として利用していたのですが、現在は別の場所に住居を移されています。

依頼者の条件として
① 依頼者が高齢のため、賃貸として利用したいが相続を考えて10年以内で賃貸人を退去させていただきたい。
② リフォーム代金は500万円以内で回収は5年以内にしたい。
③ 多少の収益を望みたい。
以上が条件です。

常考えられるのは、リフォームをしてそのまま戸建で賃貸する方法です。
しかし、この条件近隣相場から考えると高く借りていただいても11万円程(建物は広くくていいのですが、立地が街道沿いで良くない。)年間132万円で5年で回収する見込みもたちます。

しかし、どこで聞いてきたか、シェアハウスにしたいとの相談。
「シェアハウスは面白いですが、避難通路など建築基準法や消防法など難しいですよ。まして管理も大変ですし、賃料や賃貸条件も普通の賃貸とは違います・・・・。」

結局、全てクリアできて6部屋確保できそうな間取りプラン。費用も500万円以内で問題なし。平均1部屋3.8万円で6部屋ですから、月額22.8万円。年間約273万円。

ここまでは良かったのですが、ご紹介いただいたハウスメーカーの担当者から、
「飯島さん、申し訳ありませんがリフォームに関して詳細を詰めますので打合せの間は、同席を控えていただけませんか?」

変な話。と思いながら紹介いただいてる手前、「いいですよ。打合せ終わったら教えてください。」

そして、2週間ほど経ち、連絡をすると「まだ、詳細が決まっていないんですよ。」、いらし屋に連絡をしても同じ答え。1か月経っても同じ答え。

おかしな話でしょ。それから2・3週間後でしょうか。現場を通りかかると工事に取り掛かるための足場の作業が始まったのです。

依頼者へ連絡を入れると、「ハウスメーカーや工事業者の方に飯島さんに言わないでくれとた頼まれていたのですが、結局リフォーム代1700万円かけるんです。」

「1700万円?新築するんですか。」
「新築するより遥かに安いんですって。新築同様ですよ。」
「回収まで何年かかるんですか。7年くらいですよ。」
「大丈夫ですよ。飯島さんは1部屋平均3.8万円と言っていましてけど、5.5万円ぐらいで貸せるとみんな言っていますよ!」
「無理です。貸せません。」
と色々なやりとりがあり、仕方なく募集開始。全く決まりません。

依頼者の二人の娘夫婦が会社へやってきて当社の責任を追及する始末。

言いたいことだけ話していただき、キッカケから全て伝えると、「飯島さんの責任ないじゃないの。ハウスメーカーとリフォーム業者の責任じゃないの?」

「今までの経過聞いてなかったのですか?」
「聞いていませんでした。」

「どのように聞いていたのですか?」
「飯島さんの提案だと・・・・。」
「誰が言ったのですか、」
「父と母です。」
これで信頼関係など築いていけるわけもなく、お断りさせていただいた次第です。

問題は、リフォーム業者に踊らされて使用を高くしてしまい、最低限のリフォームのはずがやらないところはないぐらいのリフォームになっていたのです。

悪気があるのかないのか知りませんが、皆さん本当にあった事例です。気をつけてくださいね。

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