聞きたくない相談です - 今日も不動産でお役立ち！

寒い日が続きますね。

月曜日が暖かすぎたので、風邪や体調崩されている方多いようです。皆さん体調管理には気をつけましょう！

私のところへ来る相談と言うのは相当にこじれた案件が多いと言うのはブログでお伝えしています。

最近の相談と言うのは、他の専門家に依頼をしているが、どうしても納得できずに相談に来られる方も多くなってきています。

いわゆるセカンド・オピニオンというのでしょか。

昨日、相談に来られた方は、父親の相続において専門家に依頼をされたようです。

専門家に依頼をされたのであれば問題はないはずなのですが・・・・、

ご相談に来られた方は、長男夫婦。

相続が発生してからちょうど９カ月が経過しているようです。※あと1カ月で申告期限です。
　
遺産分割協議は終了しており、協定書の作成も問題ないようなのですが、未だ締結はしていようです。

納税対策においても納税のための売却用地は兄弟間で問題なくまとまっているようですが、売却の依頼さえしていないのだそうです。

話を聞いていると、問題ないようですが既に相続発生から9カ月が経過。

不思議だと思いませんか？理由を聞いたところ、依頼した専門家と言うのは、資産形成のコンサルタントのようです。

税理士はそのコンサルタントの紹介。

この9ヶ月間、何をしていたかと言うと、相続税を減らすことだけに集中していたようです。

そこで、納税どうされるのですか？と聞いたところ、延納する方向で調整しているようです。

完全に馬鹿にされていますよね。

延納のデメリットは、延納に伴う利子税の発生です。

利子税は、担保提供する財産の種類により異なりますが、通常年6.0％と設定されていますので、非常に大きな負担となります。

延納については何度も書かせていただいていますので触れませんが、専門家で延納を選択する方って珍しいです。

通常の相続の流れや私が依頼を受けた場合のスケジュールをお話ししたところ、ご夫婦の顔が青ざめていくのがはっきりとわかりました。

あまり、ショックを与えても行けない、と思いやんわりと話をさせていただきましたが、それでもショックは大きかったようです。

あんまり同業者の悪口言いたくないのですが、依頼を受けるのであればキチンと受けていただきたいものです。

このような相談というのはあまり気分のいいものではないですね。

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