本家の悩み - 今日も不動産でお役立ち！

外は、凄い霧です。良い意味で言えば幻想的。悪く言えば邪魔。視界ゼロ状態です。

外はいつもと違い暖かいですよ！

それでは、本題ですが、相続に関する相談は非常に難しい問題です。

相続税・分割・納税と一つだけを対策しても意味がありません。

全てを全体的に見て対策を行わないと落とし穴にはまってしまうことはよくあることです。

また、相続税・分割・納税の対策のほか親戚などの対策を行う必要もあります。

この親戚などの対策と言うのは案外聞かないのではないでしょうか？

「こんなに早く相続対策するの？まだ、元気なのに・・・」

「なんか、最近ボケが始まっているだから、病院にいれてあげればいいのに・・・」

などなど、本家のやることに分家の皆様が口を挟むというのは良くあることです。（協力していただける分家も多くいますが、）

皆さんは、親の面倒をどこまで見るつもりでしょうか？

動けなくなるまで？

亡くなるまで？

私は、親の面倒は死ぬまで面倒みるのが当たり前と考えています。

中には、事情があって親を施設やホームに入所させるしかない、と言う方もおいでになりますが、基本は同じだと思います。

先日、ご相談にお見えになられた方も同じ考えです。

お母さんが、数年前から身体に麻痺があり車いす生活のようで、子供たちで病院にはいれず面倒を見ようと考えているようです。

お母さんも家での生活を望まれていました。

しかし、それを聞いた親戚が、「なぜ?病院にいれないんだ。」「金がもったいないのか？」などと相当な剣幕で押し掛けてくるのです。

お母さんも高齢になり、相続対策を考え、息子さんと来られましたが、まずは対策より親戚をなんとかしてもらいたい、と言うのが本音のようです。

本家にとっては分家の文句でやらなければならないことも出来ない。ということも良くあることです。

このような分家は、いざ相続が始まると、「なんで？早く対策しておかないんだ！」と言うから始末が悪いんですよ。

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