今日も不動産でお役立ち!

依頼者のために走り続ける不動産コンサルタントの日記です。

【利回りを考えてください。】

収益物件の利回りってどのように計算していますか? 

収益物件の購入の指標として利回りが注目を浴びます。
たしかに利回りというのは収益性を判定するためには重要な指標です。購入を検討される方も「利回り○○%以上!」と声高に叫ばれています。

では、利回りを計算する場合にはどのようにすれば良いのか?考えてみましょう。

【事例】
建物条件及び購入条件
一棟マンション 総戸数20戸  25㎡ 1K ×20戸  家賃 6万円/月・戸
年間想定家賃 1440万円/年  物件価格 1億4400万円
利回り 10%  借入金 1億円  金利3%・20年

購入後の運用条件
管理会社への管理費 72万円/年(賃料の5%)
固定資産税・都市計画税 70万円/年
入居率 85% 解約数 4部屋/年  内装改修費 10万円/戸 

運用結果
入居率を100%とした場合の想定賃料 1440万円/年
入居率を85%とした場合の空室による損失 216万円/年
管理会社への管理費 72万円/年(賃料の5%)
固定資産税・都市計画税 70万円/年
粗利 1154万円/年 
粗利からの利回り 8.0%

借入金年間支払額 665万円/年
純利益 489万円/年
実質利回り 3.3%
となります、そのほか、火災保険料・空室になった場合のリフォーム費用・上下水道料、共用電気料などの経費がかかり、なかには滞納者も出てくる場合もあります。

利回り10%が結局のところ、3.3%。
実は今日、飛び込みで来られた某業者さんの物件の売り込みに対する「つっ込み」です。

このような業者まだいるんですね。

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