【動き始めた地価、しかし・・・】

売却をご検討の方はご決断の時期かもしれません！

首都圏等では震災後半年の間、成約件数も減少傾向（６ヶ月連続で前年比で約５％減少）と不動産の売れにくい状況が続いていましたが、１０月度の市場動向に少し変化が出てきました。

成約件数は前年同月比で増加（マンション＋４．９％、土地＋３．９％、一戸建＋６．１％）しており市場に動きが出てきた感があります。

何とか、活気が戻って欲しい状況です。価格が下落していても緩やかな下落で金利が低水準であれば売買の成約件数はさほど変わりません。

しかし、今年の不動産の市況はあの震災から精神的な部分で購入をためらう方は少なくなかったはずです。
その影響も薄れて立て直しかけたところへ、あの欧州経済危機から始まった世界同時株安などの影響。

それらにあわせて急激な円高も進行しています。

ギリシャ（イタリア・スペインも同様）などは昔の人が築き上げた遺産で世界から黙っていても人が集まり、お金を落としていく国のはずが・・あの始末。どれだけ国民は働かないのでしょうか？

話を戻して、実際動き始めたというのは、販売している価格を大幅に下げたというのが影響しているようです。

中には、何を勘違いされたか、価格を下げて売買市場の動きが出てきている状況なのに販売価格を上げて出している方もいるようです。（売るのをはじめから諦めているのでしょうか。）

（財）東日本不動産流通機構によるレポートによると、売却時の平米単価は前年同月比で下落傾向と出ています。

不動産の価格は、今年一年、横ばいを続けており、今後の価格の上昇が期待できないいう売主様の判断が増えて来ているようです。

今後、情勢を許さない状況の中、年末から年明け３月までが売主様にとって勝負なのかもしれません。

しかし、今日は暑かったです。東京八重洲に行ってきましたが、この暑さなの中、クリスマス用のイルミネーションを設置している業者の方の姿が目立っていました。

長い期間販売をしていると、精神的にきついです。クリスマスには落ち着いて家族団らんといきたいですね！

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