【ロードサイド店舗・・新しい方向へ】

今日は雨の勢いが激しいですね。

これから東京まで行くのが非常に億劫になってきます。（頑張ります。電車に乗るだけですが・・・。）

賃貸管理でロードサイド店舗を管理させていただいております。そのロードサイド店舗に関し、芳しくない情報が・・・・。
あのヤマダ電機、ユニクロ、しまむらなど今まで郊外に多く出展しきた企業が昨年あたりから都心部への出店にシフトしているようです。

この背景には、郊外部がオーバーストア気味で出店余地が乏しくなったため、地価・賃料下落で価格や賃料の浮き沈みにより影響を受ける企業が見込客の多い都心部へ出店するメリットが大きくなったと言えるようです。

皆様も見かけることがあると思いますが、ファミリーレストランも郊外ロードサイド店舗を相次いで閉鎖しています。

「ファミレス冬の時代」とマスコミも謳っている程、深刻のようです。
そんな状況の下、ＴＶの特集で以前見ましたが「ステーキハンバーグ＆サラダバーけん」を運営するエムグラントフードサービス。

この企業はそんな、ファミリーレストランの退去した店舗を居抜きのまま借りて出店するのが特徴で「ロードサイドのハイエナ」とも呼ばれています。（すごいネーミングです！）

コスト面の切り詰めもすごい。
大手ファミリーレストラン１店あたりの損益分岐点も月ベースで２００万円ほど低く抑えており、自社の看板に変更するものの他は退去した状態で使用できるものは使用するコスト削減作。
飲食店は業態としてライフサイクルが短く、出店から数年後に撤退となるケースも多く、比較的使用可能な設備が多く存在するため、エムグラントフードサービスのように居抜きで借りてコストを抑え、事業を行うような雰囲気もあります。

ここまで、徹底するのも考えますが、居抜き出店は今後も続くのではないでしょうか。

エムグラントフードサービスとマネーボール、ヒントが隠れているようです。

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