今日も不動産でお役立ち!

依頼者のために走り続ける不動産コンサルタントの日記です。

【借りる立場」と「貸す立場」】

夏の高校野球地方大会から目が離せない方も多いのではないでしょうか。
私の母校はすでに敗戦。ショックです!

負ければ、誰のせいなのか、と犯人捜しに夢中になることもありますが、勝負の世界ですから、大きな心で後輩を見ていただきたいものですね。

野球や勝負の世界で負けた責任を負わせられることもかわいそうですが、賃貸住宅空室の責任は誰が取るのでしょうか。管理会社?それともオーナーさん?

不動産情報サービスのアットホームが、オーナーさんと入居者の両方に「築10年の物件」をどのように思いますか?、と調査したことがあります。

それによると、約25%のオーナーさんが「築10年は新しい建物」と回答しています。一方で入居者は「築10年は新しい建物は新しい」と答えた方は、なんと5%しかいなかったのです。

この結果に驚かれた方も少なくないはずですが、「借りる立場」と「貸す立場」の違いから生じた結果はまったくの正反対といって良いのかもしれません。

もうひとつ、「借りる立場」と「貸す立場」の違いをお伝えしておきます。

(社団)東京共同住宅協会が行った調査には、「貸す立場」のオーナーさんの平均年齢は68歳。「借りる立場」の入居者の平均年齢についてデータがありませんでしたが、学生、独身の社会人からカップル・若いファミリーと考えると、20〜30歳代が中心となります。年齢差で見ると、親子。それとも孫の世代と言うことですね。

今の世の中、物余り時代。十分に物のない時代に育った「貸す立場」のオーナーさん達の時代には「もったいない」という感覚が強くあります。

物を大切に使うのは当たり前!しかし、こと賃貸経営においては、この発想が大きな障害となる場合が少なくないのです。

「借りる立場」の入居者のニーズに敏感になって、対応していかなくてはならない時代なのです。・・・・誰のせいではなく、相手にあわせないといけないようです。

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