【スカイツリーの賃料効果】 - 今日も不動産でお役立ち！

今年の夏はここまで暑さが強いですね。夏本番を迎えてこの勢いですと、大変な夏になりそうですよ。こまめに水分を補給しましょう！

さて、不動産の売却を不動産業者さんへ依頼した場合、売却価格の査定をしていただいた方少なくないはずです。

では、賃貸に出そうとするお部屋の賃料査定をしていただいた方、多くはないはずです。

ここで言う、査定とは文書にしてもの、通常、国、県、市、その不動産の地域の経済情勢・人口動態など様々な市場を記載し、売却ならば公示地価・近隣事例からの格差率などをつけて価格の根拠を行います。

賃料についてもほとんど同様に調べて賃料の根拠を行うのです。

賃料の場合、外の類似物件との間の設備等についてどのくらいの賃料の差異があるのかを調べます。

たとえば、賃料を調べたいお部屋にエアコンの設置がないケースと類似物件にエアコンの設置があるケースには、賃料を調べたいお部屋にマイナス２０００円の差をつけます。

これは、エアコンがあればいくら賃料に加算が出来るのを考えていくのです。ペット可能となった場合にはプラス５０００円などというようにです。賃料の差は、地域によって異なりますから、あまり参考にしないでください。

7月17日のアットホーム㈱から発表された「東京在住10年以上の賃貸住宅居住者に聞いた『人気の住環境と価値』調査」によると、もしも自宅の近所に「東京スカイツリー」があれば、今の月額家賃に平均3,679円プラスする価値がある、のだそうです。

実際、日経流通新聞（7月27日）には、「スカイツリー開業2ヶ月」と題して、経済効果などを調子結果が掲載されており、その中に賃料について触れています。

押上地区で１Ｋで2,000円から3,000円。２ＤＫで5,000円から10,000円ほど家賃が上昇
した結果が出ているのです。

アットホームのアンケートの場合「東京スカイツリー」に絞っていますのであの金額に収まったのかもしれません。

日経流通新聞の賃料では「東京スカイツリー」周辺の押上地区全体の環境整備を含めた賃料のはずです。

同じ賃料といっても、設備・環境によって入居者の出す賃料は変わる、ということは気にしておくべくですね。

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