来客数増加と地価上昇 - 今日も不動産でお役立ち！

今年のＧＷは、2つの連休に分かれており、国内の観光地が注目されているようです。

このＧＷ期間中、東京スカイツリー、グランフロント大阪。そしてディズニーリゾートなどが注目を浴びていると、ニュースで伝えていました。

ニュースなどでご存知と思いますが、東京の墨田区押上。東京スカイツリー開業による観光客増加で不動産需要が強まっており、賃貸相場が5,000円から10，000円上がっているというから凄いものです。

その周辺では地価が上昇に転じており、墨田区押上では平成23年から3年連続の上昇となっています。
平成23年1平米あたり、642,000円　前年比100.6％
平成24年1平米あたり、661,000円　前年比103％
平成25年1平米あたり、704,000円　前年比106.5％

墨田区全体の今年度公示地価は0.4％の上昇という結果であり、東京23区内で最も高い上昇率となっています。また、とうきょうスカイツリー駅の一日の乗降者数は、81,642人。JRの駅と比べれば水道橋・八王子と同規模。順位でいえば50位前後といったところです。

この様子ですと、アベノミクスの効果と消費税増税前の需要拡大のダブル効果で都心や大規模開発事業地や人気のある住宅地などは消費税等の増税がひと段落する平成27年の秋口までは上昇するのでしょう。

そして、相続税の増税も控えていますから、今後路線価の上昇予想がつく都心を中心に不動産売買が活発になることは予想がつきます。これでまたまた、地価の上昇（一部の地区）気運が高まりますね。

忘れていましたが、湾岸エリアではマンション販売が好調のようです。豊洲駅に近く立地条件のよいタワーマンションの供給が続いており、地価の上昇の要因にもなっているようです。
この湾岸エリアですが、オリンピックの誘致も重なり開発が進んでいますが、万一オリンピックの誘致が失敗に終わった場合・・・・ちょっと心配な部分ですね。