不思議な方々です。
人には様々なタイプの方がおいでになるものです。
現在、借地権の整理に奔走していますが、様々なタイプの方がおいでになるのでお逢いるたびに新鮮です。
7件の借地について購入希望者がいれば売却したい。との依頼がきっかけです。
この7件の借地権者の方、全員購入するとの返事。
ここまでは良かったのですが、中には仲のよろしくない方がおいでになるものです。
借地権者全て購入希望ですからトントン拍子に行くのかなぁ、考えていたらそうは問屋が卸さないようです。
この借地権の配置図を掲載すれば解かり易いのでしょうが、それでは場所がばれてしまいますのでご容赦ください。
仲のよろしくない方と言うのはAさんとBさん。そしてCさんの3人。
AさんとBさんは道路に面しています。
そのBさんの隣地にCさん。(Cさんの借地はBさんの隣を2mの通路で奥まった袋地となっています。)
大体、予想できましたでしょうか。
元々1筆の土地を現況と賃貸借契約書に記載されている面積とに合わせて分筆するのですが、仲のよろしくない3人の自己主張が凄い!
見ていて土地家屋調査士が可哀そうになるぐらいです。
何が可哀そうかと言うと、Aさん・Bさん・Cさんに分筆する線を確認してもらい、了承をもらったのです。
しかし、その夜になってBさんから「後でCから聞いたのだが、俺より先にCに確認してもらったんだって。ふざけるな!Cより先に俺にかくにんするのが筋だろう。」
と土地家屋調査士の事務所に文句を言ってきたようなのです。
(同時に立会をお願いいたのですが、このBさん買い物に出掛けて行って遅れて立会に参加されたのです。)
どうでもいいような話なのですが、このBさん。誰よりも先に自分に話をしないと気分が悪いようなのです。
あまりにうるさいので、再度Aさん・Cさんにお願いして再度分筆する線の確認。
(土地家屋調査士の先生もこんなことしなけりゃいいのにと思うのですが・・・。)
ところが今度は、AさんとCさんが激怒。
(気分は非常によくわかります。)
このようにこの3人はとにかく自分勝手。
初めは納得して購入していただければいいかなぁ、と考えいましたが、測量始めて早4ヶ月。
底地権者も私も長くは待てないので、この3人は理由なく騒ぎ立てるので、残るDさんからGさんまでの土地を分筆して売却をします。
Aさん・Bさん・Cさんの土地は分筆せず、売却しませんよ。とAさん・Bさん・Cさんに通告。
案の定、3人から連絡がありました。3人とも売って貰いたい気持ちに変わりはないのですが、3人ともに「今回の件は自分は悪くない。悪いのはあいつだ。」との主張。
再度来週に土地家屋調査士に来てもらい、分筆する線の確認作業を行うことになりました。
これで、ダメならこの3人には売らない!旨を伝えて納得はしているようですが、さてどうなることやら。
この仲の悪い3人。底地を購入してずーっと隣地で住み続けるのでしょうか?
奥様方は非常に仲の良い友達のようですが、なんとも不思議な関係なのです。
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