繁忙期の前に、
夕方から、急激に涼しくなってきました。予報、当たりますね!
車で帰ってきたのですが、クーラーの温度が昼間と同じ温度に設定していましたので寒いぐらいに感じました。
考えてみたら、10月も中旬なんですね。
11月に入れば賃貸市場は繁忙期となります。
繁忙期を前にオーナーに現在の賃貸状況や今後の賃料の予想を踏まえ打合せを行う時期です。
入居希望者もいない状態で繁忙期が終わってしまうと、空室期間が1年続くお部屋を出てしまうこともあります。
1部屋6万円のお部屋が1年間空いてしまえば、72万円の損失となります。
仮に、3か月空いたとしても18万円の損失です。
近隣アパートの状況や賃料の変化。人口の増加などを踏まえてオーナーとどのような戦略で繁忙期を乗り切るかの戦略会議ともいうべき大切な打合せです。
相続税の納税対策では、あまり乗り気にならないオーナーでも、この繁忙期の戦い方には非常に興味を持たれる方は少なくありません。(と言うより全員乗り気です。)
賃料を下げるのか、内装を工夫するのか、見栄え良植栽などを植えるのか、お部屋を探される方に選ばれるものを提供しなければなりません。
ただ、賃貸アパートが全て同じことをされれば意味がないのは当然のこと。
ライバルが行動を起こす前に実行してお部屋探しをされている方の目に留まらないといけないわけです。
「年が明けて考えましょう。」と呑気に構えていれば空室の確立高くなります。
今まで、満室経営で今回も入居者確保大丈夫でしょ。などと考えるのも危険です。
その証拠に、ライバルである近隣アパートも含めて、全て空き部屋となった場合を考えてみてください。
よーいドンで募集をかけたとして、今、満室のアパートが同じく満室になる確率などどこにもなはずです。
ちなみに、予算と実績を作成すと思いますが、予算を作成する場合にその地域が空室率の平均が10%であれば、10部屋のアパートなら常に1部屋空いていても平均です。
であれば、先ほど例にあげた1部屋6万円とした場合、年間60万円の損失です。
その60万円を前倒してリフォームなどに充てても予算と実績は同じ収益になります。
しかし、何もしないでいると他の部屋の入居者も退室してしまう可能性もあるのです。
「備えあれば憂いなし。」昔の方はなんと素晴らしい言葉を残されたのでしょう。
後で、嫌な思いをするより、この時期少し真剣に考えることが、大切と思うですが、如何でしょうか。
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