満室経営目指しましょう!
繁忙期を前にオーナーとの打合せがはじまりました。
現在、空室のお部屋と言うのは、繁忙期から外れた時期に退室した場合を除いて、ターゲットを絞り込まずに漠然と募集していたお部屋が多いような気がします。
昨年はこのような事例がありました。
なかなか部屋が決まらない、というオーナーから相談をいただきました。
当社の管轄エリア外だったのですが、せっかくご相談をいただき、調べることに、
皆さんご存知のとおり、現在お部屋探しはインターネット主流の時代です。
自分の気になる設備や賃貸条件などを入力すれば簡単にいくつもの条件に合ったお部屋が画面に表れます。(これが厄介なのですが・・・、)
この希望の検索条件と言うのはどの地域でも同じようなものだと思いますか?
地域によっては設備など検索する条件が異なる場合があるのです。
一般的にお部屋は畳よりフローリングが好まれる傾向にあります。
インターネットでも検索の上位に「フローリング」が入っているのも事実です。
しかし、ある地域では「フローリング」を希望する方が少ない地域なのです。
これは、どうしてなのか?
調べてみると高齢のご夫婦などが近くに住む息子さんや娘さんに呼ばれて移り住んでいるようなのです。
その結果、フローリングに固執した条件にはならなかったようです。
逆に設備は古くても息子さんや娘さんが賃料を支払ったり、補てんしたりするケースも多いようですので賃料は低いほど成約しているようでした。
確かに、近くには温泉や大きな病院もあり、高齢者には住みよい地域と言うこともできます。
これだけ聞いても、皆さんは近くには温泉や大きな病院があれば高齢者をターゲットにお部屋の間取りや募集方法を考えるはずです。
しかし、ご相談をいただいた方は、管理を依頼していた地元の不動産業者の方に「若い方向けのアパートにした方が良い、だからリフォームしましょう。」と言われわざわざリフォームをしたらしいのです。
現在のこの地域をご健闘されている方の状況などを伝え、再度リフォームしましょう。と言えません。
賃料を下げて募集を薦め、3部屋空いている部屋は1か月ほどで決まったと聞きました。
これは、本当に初歩的な問題だと思うのですが、案外ターゲットを勘違いしてリフォームや募集をされている方を見かけます。
「誰でもいいから入居して。」では入居者が見つからない時代です。
空室にお困りのオーナーさんは自分の募集しているお部屋と、その地域を希望している条件が合致しているのか、否か。再度確認してみる良い時期です。
もう一度見直してみて満室経営を目指してみてはいかがでしょう。
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