改善提案(データと勘)
空室はお金を生まない。
空室の状態が続くと、賃料はゼロです。(私も痛い経験があります。)
やはり、好きな言葉は「満室」ですね。
賃貸市場は繁忙期が終わり、1ヶ月半が過ぎました。
すでに5月の下旬です。
アパートなど賃貸住宅を気にしながら、街を見ると空室が目立つ建物、空室が目立つ地域が増えてきました。
供給過多なのでしょう。
その供給過多と併せて「建物の老朽化」・「設備劣化」などいくつかの要素が加わり、空室となっている物件もあります。
確かに、供給過多は間違いのない情報です。
私へのご相談に「空室対策」は少なくありません。
その原因の多くは基本となる対策ができていない、という印象を受けます。
管理を任せていう会社がマーケットを見ていないため、機会損失をしているのでは、と感じます。
空室対策として、リフォームなどを提案する方法があります。しかし、修繕費などを留保せず、生活費として使用してしまう方もいます。
この場合、繁忙期における空室対策として有効な手段は、「賃料を下げる」。それも早めに近隣相場より安く、空室を逃れることです。
実際、この提案に乗らないオーナーもいます。
※全てのアパートをこの方法の提案はしません。場所など状況を見ながらの提案です。
価格を下げる提案を行うと、「誰でもできる。」と考えがち。
いくつかの提案の中からベストの選択をして、「賃料を下げる」と判断します。
問題は、機会損失を減らせるのか、減らせないのか、二者一択です。
ただし、家賃を下げるタイミングはどの時期でも良い、ということではありません。
情報ももちろん大切なのですが、自分の今までの勘が何より大切。(過去のデータに基づいた勘です。やまカンではありません)。
何はともあれ、空室はお金を生みません。
キチンとしたデータを元に提案することは、オーナーも真剣に受け止めてくれるものです。
「賃料を下げて空室を逃れる」立派な改善提案なのです。
損益分岐点も十分考慮してください。多少の赤字でも大赤字よりはマシですが・・・。
余談ですが、私はタバコを吸います。
だから、いつもマナーを持ち歩いています。
携帯灰皿買いました。タバコが吸える場所減りましたね。
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